モノづくり企業歯科用インスツルメントの
齋藤デンタル工業
齋藤デンタル工業はエキスプローラ、エクスカベータ、錬成充填器、スケーターやスパチュラなど多数のインスツルメント類を開発、製造販売まで手がける国内メーカーです。
この道50年以上、材料の切り出しから、切削、研磨、 曲げ・成形、熱処理、研磨・刃づけなどすべての工程を手がけております。
旋盤を使って先端を丸く削り出す切削作業。30年以上使用している。削り出すための刃物(バイト)も、自前で製作。
ひとつひとつやすりで丁寧に形を整える。
「一見手間ばかりかかる、不合理な作業でも、省いたり、手を抜いたりすると結局、後の作業に響いてくるので、長い年月をかけて作り上げられたモノづくりの工程は、合理的なのだと思います」
「一見手間ばかりかかる、不合理な作業でも、省いたり、手を抜いたりすると結局、後の作業に響いてくるので、長い年月をかけて作り上げられたモノづくりの工程は、合理的なのだと思います」
砥石を使って仕上げる。研磨は品質を左右する重要な工程。
おろそかにすると後々のサビの原因となる。
おろそかにすると後々のサビの原因となる。
左より研磨前、荒砥石研磨後、中研磨後、バフ研磨後。
スプーン状のものは、きれいな曲面をつくるために手間がかかる。
スプーン状のものは、きれいな曲面をつくるために手間がかかる。
NC旋盤
スケーラーの刃付け作業の様子
写真撮影
粟屋文彰(大東京歯科用品商協同組合)